2020年10月26日月曜日

温かい手

 今、娘は4歳。

出歩く時は私の手を握り締めて歩く。

私はその手を握り返して歩く。


この手を離れて歩くようになることを、今朝ふと考えた。


やっぱり寂しい気持ちになるんだろうか。

ようやく自分のペースで歩けることを嬉しく思うんだろうか。


きっと、どっちもだ。


私は一人になったとき、どう生きているんだろう。


この子の温かさに依存していないだろうか。

そんなことを思う10月の終わり。


この子が一人で歩けるように

一人立ちするまで共に歩み共に世界を見ていくのが私の役割。

そして、私自身が一人で歩めるように自分を育てていくのも私の役割。


依存や執着のない愛のある存在でありたいと

心から思う。







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