2019年9月20日金曜日

2019年9月20日 朝、きれいな秋の空を見上げて

今朝、子どもを保育園まで送った帰り道。
自転車に乗って秋の風を身体に感じながら頭に浮かんだことを
書き留めておこう。

自分が親になって
子どもを自転車で送り迎えしている今を
5年前の私はまったく想像していなかった。

子どもが自我というものを押し出せるようになって1年ほどか。
2歳半ぐらいから朝の送り出しが大変になった。
自分で食べる、着替える、靴を履く、ができるようになってきてから。
自分のペースじゃないと動かない。
そりゃそうだよね。
人のペースで動くのは大人でもしんどいし、命令されれば腹も立つよな。

わかる、わかるんだけど朝は急いでくれ!
保育園は9時15分までに登園だ。
お着換え終わって、朝のご挨拶に間に合わん!

って言ったって、それがどうしただよね。
それは大人の都合だ。

と、母は理解しつつも、
自分の遅刻も絡んでくるのでヒートアップしてくる。
「急げ―!!!」「早くってば!!!」「急がんかい!!!」

毎日毎日の「急げーーー!!!」が今朝はなく。
朝食もお着換えも服薬もスムーズに
そして自分で玄関に行きお靴を履いて私の出発を待っている。

なんて素敵な一日の始まりでしょう。

二人で手をつなぎマンションの階段を下りながら
「●ちゃん、自分でお靴履いて玄関で待ってたよ」とニコニコ話す娘。
「おかあさん、●ちゃんがお靴履いて待っててくれたらほんとに助かるわー!」とニコニコ話す私。
お互いウフフ アハハと笑いながら登園。

珍しく穏やかな朝だったせいか
爽やかな風の中で自転車を漕ぎながら
信じられないくらいの幸福感を味わった。

あ、私、子どもを自転車に乗せて保育園の送り迎えしてるんだ。
こんなことある?
いまだに信じられない。

パラレルワールドのように
仕事ばっかりしている満たされていそうで満たされていない私の姿も同時に目に浮かぶ。

私が決めて行動を起こした結果が一つここにある。

2014年2月に個人で仕事をするために石川県から大阪へ拠点を移した。
この時点で41歳。
現在2019年9月。子どもは3歳になった。

子どもを産むことを意図して大阪には来ていないが、自分の事業よりなによりも大きな私の望みを叶えることになった。
卵管の詰まりがあって、子どもを産むことを考えているなら治療が必要と医師からは言われていた。
それよりもなによりも子どもを持つためには、相手が必要で。
年齢的にもう子どもを持つことはあきらめていた。

すごい流れだ。

たぶん、大阪に出てきていなければ
彼に出会うこともなく
子どもを産むこともなかっただろうと思う。

自分の事業は中断したけど、何にも代えがたい3年間を過ごした。

強く強く願った、大きな大きな私の望みは実現している。

さあ、これからの私はどうする。

在り方が私の人生を動かす。
自分がどういう人でありたいか。

この3年間で見つめてきた自分で
しっかりと行動するのだ。




2019年9月4日水曜日

楽しく働く


※人とのコミュニケーションや職場のことで相当病んでいる、悩んでいる場合は、解決にならないので早めにしかるべき専門家へ相談しましょう!!!

「朝、起きるのがつらい。」

肉体疲労な問題ではなく、精神的な問題が多いんじゃないか。
実際、自分がそうだったから。

楽しく仕事している時は、こんな感じの「朝、起きたくない病」は出てこない。

お休みの日は早く起きてしまうとか目が覚めてしまうのは、その日一日が楽しいものだと自分がわかっているからだ。

お休みの日が楽しみになっている場合はまだいいけど、お休みの日は死んだように寝続けるとか、ウトウト寝たり起きたりとご飯とトイレを繰り返すパターンになっている場合は一度仕事について考えてみるといい。。

何でそうなっているのか自分自身に問いかけるだけでもいい。
自分に対してなんらかの対処をした方がいい。

時間は命の量。時間は自分が使うことのできる財産だ。

夕方になり「あー、またやってしまった」と心のエネルギーを消耗するような行為はとにもかくにも、どうにかした方がいいに決まっている。

憂鬱な気分が大きくてなにもする気にならない状態になっているなら、とにかく心療内科なりカウンセラーのところに行った方がいいと思う。

自分で選んだ仕事なのに(ほんとに選んでるか?)
自分が好きな職業なのに(ほんとに好きなのか?)

仕事に向かう道中、重い足を引きずり引きずり。

何で働くことが楽しくないんだろう?
職場に向かうことが苦痛なんだろう?

働くこと自体、仕事自体は好きなのに。

何で楽しくないんだー!!!

と思う場合は、今一度自分が自分を生きるための「探究」をしてみるといい。
自分を究める探究を。

そもそも仕事を選ぶのに「入れるところに入った」「稼げるからやってる」という人で現状がしんどい場合、現状を変えたいと思っている場合は、自分を知るための作業をやってみるといい。

「自分が自分を一番わかっている。知っている。」は幻想、幻だ。

自分の小さな、狭い枠組みの中で自分をみているにすぎない。

自分の在り方、生きる方向性を確認する。
自分の本質を知る。

自分を知る、みるための方法は沢山ある。
そのための方法を調べてみるといい。
※自分探しという言葉に彷徨わないように!
自分は自分の内側にしかない。外に探しちゃだめだ。

「楽しく働く」。

という言葉を読んで、自分がどう感じたか。
ネガティブなイメージ、ポジティブなイメージ。
同じ字面を読んでも受け止め方は千差万別。

その感じ方自体が自分自身の「枠」「思考の範囲」での考えだと自覚するところがスタートだ。

ちなみに、今の私の場合の「楽しく働く」は
可もなく、不可もなく、穏やかなフラットな精神状態で仕事ができることだ。

その中で「嬉しい」ことがあったり「腹の立つ」ことがあったりで、きゃっきゃと喜んだりブーブーと文句言ったりしながら日々働ける状態が「楽しく働く」だ。

吐き気をもよおすほどの苦痛がないのはもちろんのことだが、パッションに溢れすぎのテンション高すぎな状態もなく、ただ淡々と黙々と作業ができる状況がいい。

ふふふ~ん♪と小さく鼻歌を知らない間に歌っているぐらいの感じ。

世の中、楽しく幸せに働ける人が増えれば世界が平和になるんじゃないかと、本気で思っている。

自分が満足する日常を送っていたら、そんなに腹が立つとか人に拳をあげる(言論も肉体も)ってことがないんじゃないかと思うんですよ。

働くって日常の中で睡眠と共に長く費やしている時間だと思うから。

楽しく働くは「健やかに自分が自分を生きる」の大事な要素だと思う。
誰かに承認されるためではなく
自分自身が自分自身を満たすために働く。
その先に誰かの役に立つがあったらいい。

楽しく働くは大事だ。ほんとに。