2019年10月23日水曜日

【WS終了レポ】第1回 自分を哲学するワークショップ

毎月開催の「自分を哲学するワークショップ」第1回が終了しました!
ありがとうございました😃

今日のテーマは「私はだれ?」
普段、自分に問うことのない問いを改めて。

簡単というか、ほんとにシンプルな問いに対して
自分から出てくる答えを書いて
それをシェアするという流れです。

なんてことのない作業ですけど
出てきます。出てくるんです。
表面的に出てくる言葉の奥にある自分の想いが。

私が何かを主催するのは4年ぶり。
再起動と共に始まったワークショップです。

今回は3名のお申込みがありましたが
1名体調不良でキャンセルとなったため2名で。
必然的に濃度の高いものとなりました。











WSは書き出す作業をやります。
書き出す。
シェアする。
深く考える。






【参加された方のご感想です】
N・M さま (講師業)

<受講の目的>
自分の心の奥にあるニーズを知りたかったから

<ご感想>
人数が少なかったので、1つ1つを深く考えることができました。
自分が思っている以上に思い込みがたくさんありました。
深く突っ込んでいただけるので、とてもよかったです。



N・K さま (web関連業)

<受講の目的>
これからの自分の生き方を考えるため

<ご感想>
自分の、前からこのきもちは何かなー しんどいなーっていうのが少しとれました。
昔から思っていた感情がわかってよかったです。
自分のことを掘り下げていくことを練習することができました。
まだ慣れませんが、練習していきます。


2016年以降、講座の開催もコンサル活動も停止していました。
妊娠・出産が大きな理由でしたが、それは大義名分というか、私にとっての大きな言い訳です。
妊娠・出産しても個人で仕事をしている人は山ほどいますから。

当時のクライアントさん達にはもちろん全力で向き合っていましたが、クライアントさんの契約期間が全て終わったタイミングから足が一歩も前にでませんでした。

自分の活動にきちんとOKを出すことができていなかった、ということが今だからわかります。

個人の活動を全くしない期間、子どもと向き合い、仕事と向き合い、自分と向き合うことでうっすらと前が見え始めたのが2018年の暮れ。2019年に入って徐々にクリアになり、バンっ!と「準備が整った!」という意識に切り替わったのが2019年10月1日。
ワークショップをやると決めたのが10月5日。
そして開催が10月19日が第1回目という、なんというスケジュール。

どうしてもこのWSを提供していきたかったのです。
何故か?は、また別途書きます。

このタイミングで参加してくださったお二人には、ほんとにご一緒してくださってありがとうございます。という気持ちです。
「自分を哲学する」という意味がわかりにくいワークショップ名にも関わらず、参加を
決めてくださってありがとうございます。

哲学とは、「考えを深め、思想を確立していくこと」です。

自分を哲学する。
自分について考えを深め、思想を確立するということは「自己認知」の力を養い「自分の軸」をつくるということです。

このワークショップは、その自分の軸となる基の小さな小さな核を見つける場になって欲しいと考えて実施しています。参加くださった方が、「今」の自分を理解して「これから」何を成していくのかを考える場を作れるように。

今が未来を創ります。

その今を捉えられる、そんな場に育てていきたいと考えています。

ただいま募集中

Googleで検索しても自分のことはわからない
「自分を哲学するワークショップ」

毎月1回テーマを変えての開催です(全10回予定)。お好きなテーマの時に受講してください。単発で受講も OKですし、毎回参加でもOK。ご自分のフィーリングで受講を決めてください。(連続3回受講の場合割引制度あります。)

<開催日程>
第1回:2019年10月19日(土)10:30-12:30
   (テーマ:私はだれ?) 終了

第2回:2019年11月16日(土)10:30-12:30
   (テーマ:私の大好きなこと)

第3回:2019年12月14日(土)10:30-12:30
   (テーマ:私の理想の姿って?)

<参加料金>
価格:3,000円(税込)/1ワークショップ

詳細・お申込みはこちらでご確認ください☆ → 募集案内ページ









2019年10月10日木曜日

このまま今の仕事を続けるか迷っている人へ

職場における自分の立場の変化で転職や退職を考えている人へ。

配置転換、昇進、転勤や非正規雇用から正規雇用への切り替えなど
自分の立場が変化する時、今の自分に迷いがある場合は「転職や退職」を考えるタイミングになりやすい。

勤めている会社に満足している、将来に不安が少ない場合は、あまり「やめる」ということは考えないのではないかと思う。

今回は、進みたい道がある、やりたい仕事があるといった時の前向きな理由があっての転職・退職についての話し、ではない。

なんらかの物理的な変化に伴う理由で転職・退職を考えている場合の「迷い」についての私の考えを書いてみよう。

まぁ、悩んで当たり前だ。
自分にとっての大きな変化で、なんせ「恐い」ことである。
本人は恐いってことは感じてないかもしれないけど、この変化に対して脳は自分に危険信号を送ってるわけで。
未知の世界に踏み込むときは、誰だって恐い。
本能が恐いって言っている。

人間が言語をつかって今の人間らしく生きるようになったのは最近のことだ。
猿に近い形で生きていた頃の方が長い。
慣れた狩猟場であれば命の危険は少ないけど、
新しく狩猟場を開拓する時は、何に襲われるかわからない。
環境を変えるとき、命の危険が伴うわけだ。

だから恐い。
それでも命にかかわる目的があるときには違った環境に踏み出すわけだ。

そういう時代の脳の機能が今も本能として、しっかり働いている。

ただ現代において、命にかかわるような理由は少ない。
モーレツブラックな会社だと感じていて、死にそうな場合はさっさと辞めよう。

さて、では解決するためにはどうしたらいいのか?だ。

ちょっとその恐さは横において「自分はどうしたいのか?」ということをしっかりと問いかけてみてほしい。

今現在の仕事、職場に不満や不安がなければ「快諾」する事案だろう。
何故迷うのか?

まず「迷う」っていうことは、このままこの職場で自分が働くのになんらかの否定的な条件があるってことだ。

とにかく自分に具体的に確認していくしかない。

例えば
・職場環境に不満がある。
 一緒に働く人が嫌だ、上司が嫌だ
 暑い・寒い・通勤が長い・臭い

・家族や周囲の期待に応えなければならない
 収入、会社のネームバリュー、安定した生活

否定的な条件について、具体を一度書き出してみて欲しい。



その書き出した内容をみて
「そうか、自分はこんなところがイヤだと思っているのか。よくがんばってるねぇ。」とそう思っている自分を受け止めてあげて欲しい。

受け止めたあとは「じゃぁ、本当は自分がどうしたいと思っているのか」をもう一度問い直して欲しい。ちょっとその否定的な想いをあっちの遠いところに置いておく。

いや、会社自体や周囲の環境に不満はない。
けど、漠然とどうしたらいいかわからない。

こういう場合も「自分がどうしたいと思っているのか」を問い直すことが必要。
漠然とした何がわからない状態かわからない状態が不安をあおるから。

・自分のありたい姿(自分がどういう人でいたいのか)
・こんな自分は嫌だと思う姿
・できること(できるけど好きなこと、嫌いなこと)
・できないこと(できないけどやりたいこと、苦手・嫌いなこと)
・すきなもの、きらいなもの

とにかく脳内でグルグル悩んでいる場合は
こういうことを「書き出す」作業をやってみて欲しい。

自己認知の作業だ。
自分が自分を知ることは、難しい。
いろんなバイアスがかかる。

けど、とにかく書き出してみる。
筆を走らせる(表現が古い)と身体的な動きが伴って脳が活動しだす。
悩むモードから考えるモードへ切り替えるのだ。

とにかく自分について書くという作業だけでも
自分の考えがクリアになっていくはずだ。

クリアになってきた状態で、もう一度「何が問題で悩んでいるのか?」を確認してほしい。
今の会社で自分が望む姿、ありたい姿を実現できれば幸せなことだ。

そのうえで、先にあった否定的な条件がクリアできるかどうか、問題解決していくために自分ができることを考えてみよう。

今の会社では、自分が望む働き方は難しい。
そういう考えが浮かんだ時は、辞める決断をする前に転職にむけて準備を進めてみたらいい。時間に制約はあるが、在職中であっても転職活動は可能だ。
衣・食・住を満たした状態じゃないと、適切な判断行動ができなくなるから辞めずに活動した方がいいと私は考えている。

前に進むちからは、自分を知ることから得られる。

働く時間は長い。
幸せに働こう。


ただいま募集中

Googleで検索しても自分のことはわからない
「自分を哲学するワークショップ」

毎月1回テーマを変えての開催です(全10回予定)。お好きなテーマの時に受講してください。単発で受講も OKですし、毎回参加でもOK。ご自分のフィーリングで受講を決めてください。(連続3回受講の場合割引制度あります。)

<開催日程>
第1回:2019年10月19日(土)10:30-12:30
   (テーマ:私はだれ?)

第2回:2019年11月16日(土)10:30-12:30
   (テーマ:私の大好きなこと)

第3回:2019年12月14日(土)10:30-12:30
   (テーマ:私の理想の姿って?)

<参加料金>
価格:3,000円(税込)/1ワークショップ

詳細・お申込みはこちらでご確認ください☆ → 募集案内ページ

2019年10月8日火曜日

自分の生き方が変わる時 その1(序章)

自分の転機となった話しを書いてみる。

転機となっていくこと。

小さなことが積み重なって
大きな転機が訪れる。

その転機に乗っかるかどうかが
人生が大きく変わるかどうかの分かれ目。

その時その時を自分が懸命にやっているかどうか、も
一つ大事なことだと思う。

自分の枠を超えて
自分が決断し
行動を起こしたこと
に対して出る結果のことを「転機」だと体験として受け止めている。



大きな転機のはじまり


2010年10月9日が大きな一歩を踏み出すきっかけになる日。
この日が大きな転機の始まりだと今だからわかる。
この時は、そんなことも露知らず。
この大きな転機のことは、また後段で。
その前段階をまず書いていこう。




自己啓発という言葉が大嫌いだった


30代前半、経営コンサルティングの会社に勤務していた私は会社の仕組みを作る専門部門に所属していた。
入社の時に「人材育成」の仕事がしたいって話しをしたが、その当時は講師を外注していたため採用していなかった。
もともとシステム開発の仕事をしていたこともあり、会社の仕組みづくりを担当していくことになる。

コンサルタントとして活動していくのだが、会社が提供しているサービスは全て身についていないといけない。
活動する中で、私のふるまいや言動自体が営業活動になっていくからだ。
実際に電話問合せだけで受注が決まることもある。
「御社の電話応対は素晴らしい!」といったことだ。
競合している時は、こういうことだけで事が決まっていくことも多い。

経営計画の立案やら目標管理制度やらを自分の組織の中で学んでいった。
それはそれはツライが面白かった。
自分の部門の経営計画を立案しブラッシュアップしていく作業やその立案した計画に基づいて自分の行動計画(目標管理)を行っていく作業は本当に楽しい。
上司に恵まれていたということもある。
ここは、当時の上司に本当に感謝している。

業務内容なんかを書いてたらキリがないのだが
こういう「組織を作っていく仕組み」を提供していく仕事をしていると、いきつく先は「人材育成」になっていく。
どんなに素晴らしい理想的な仕組みやマニュアルがあっても、それを動かすのは「人」だから。


そんなこんなで会社の中でも人を育てる教育が行われるわけです。
・マナー研修(挨拶、電話応対、来客応対など)
・アサーティブコミュニケーション
・自己啓発セミナー etc.etc

自己啓発って言葉にもこの頃に出会うわけです。
本来、悪い意味なんて一切ないのに、拒絶反応が起こる(笑)
たぶん、私のような人はいっぱいいると思う。


なんや自己啓発って?
「自己実現」とか「より良い自分」とか、気持ち悪い・・・・
って思ってました。

(補足:広辞苑第7版では「自己啓発」って単語はない。「啓発」の意味は『知識をひらきおこし、理解を深めること。』とある。)

意識を高めるとかなんのこっちゃねん!
意識高めたかったら自分で決めて自分でやるわ!
なんで自分の内面のことを会社にコントロールされないかんねん!

いや、今もこの言葉からは気持ち悪さがつきまとう。
たぶんビジネスで提供されている研修とかビジネス本の影響だけどネガティブなイメージしかもてない。

講師にもよるけど、社内研修では断固拒絶な姿勢でいつもいた。

あと、「大切なことは全部お経や本の中に書いてあるわ!」という意識も強かったかな。
これは私の出自も関わっている。
お寺に生まれ育ってるので「自分の倫理観が正しい!」という、恐ろしくおこがましい考え方が当時強かった。
※今は全くないです。自分が正しいなんてことは思わない、思えなくなっています。
 ちょっと成長しました(笑)

だから「人材育成系」の何かを自ら受けるとかいう選択をすることは一切なかった。
自分に必要であることは、自分が惹かれる内容の本を買って自分の中に落とし込んでいくということをやっていた。
(実践が伴わない知識は単なる知識で終わっていく。)


そんなある日「サービス介助士」という資格を個人で受講しにいくこととなる。
ここで「ジェロントロジー」という学問について知ることになる。
このことは、自分を開いていく小さくて大きな出来事になっていく。

あれ、保育園へのお迎え時間が迫ってる。
ジェロントロジーについては、また次回。




ただいま募集中

Googleで検索しても自分のことはわからない
「自分を哲学するワークショップ」

毎月1回テーマを変えての開催です(全10回予定)。お好きなテーマの時に受講してください。単発で受講も OKですし、毎回参加でもOK。ご自分のフィーリングで受講を決めてください。(連続3回受講の場合割引制度あります。)

<開催日程>
第1回:2019年10月19日(土)10:30-12:30
   (テーマ:私はだれ?)

第2回:2019年11月16日(土)10:30-12:30
   (テーマ:私の大好きなこと)

第3回:2019年12月14日(土)10:30-12:30
   (テーマ:私の理想の姿って?)

<参加料金>
価格:3,000円(税込)/1ワークショップ

詳細・お申込みはこちらでご確認ください☆ → 募集案内ページ

【募集案内】自分を哲学するワークショップ

googleで検索しても自分のことはわからない

今の自分を知る!
「自分を哲学するワークショップ」開催します。

自己認知はすべての始まりです。


【こんな方におすすめです】


☑ 自分の考えていることをハッキリさせたい人

☑ 今、何かのスタートラインに立っている人(個人事業開始、転職を考えているなど)

☑ 今の自分を見つめなおしたい人
 
■お申込みはここをクリック■

1.自分を哲学するについて
このワークショップは、「自分」を考える足がかりになる問いかけをし、自分で自分の答えを考えるワークショップです。自分の生き方をめぐる問いかけになるかもしれません。

自分への問いかけになるので答えに正解はありません。そもそも「答え」という言葉には正解という意味はありませんが、これまでの教育で「答え」というと「正解・不正解」ということが連想されてしまうかもしれません。このワークショップでいう「答え」とは「問いに対して言葉で応じること」です。自分の考えを言葉にする。ということです。
これまでハッキリさせていなかったことがわかるきっかけになるかもしれません。自分の自分への見方、世の中への目の向け方が変わるかもしれません。

なんとなく考えている自分のことを、言葉にしてみませんか?


2.ワークショップについて
毎月1回テーマを変えての開催となります(全10回)。お好きなテーマの時に受講してください。単発で受講も OKですし、毎回参加でもOK。ご自分のフィーリングで受講を決めてください。(連続3回受講の場合割引制度あります。)
当日、テーマにそったワークシートをお渡しします。記載された「問い」について答えを書き出していきます。難しい設問ではありません。気軽に、肩肘をはらず、リラックスした状態でご参加ください。
問いへの回答後、回答の発表があります。参加者の回答をシェアすることで、自分とは違う考え方
を知るなど新たな視点を得ることができます。是非、自分の考えをシェアしてワークした内容を深めるという経験をしてください。シェアは、自身の状況を客観でみる作業ともなります。きっと新たな発見があると思います。


3.何度も確認できる
配布するワークシートで、必要な時に何度も確認、自分を哲学する作業を行うことができます。
自分の考えをしり、自分が望む生き方に近づくために何が必要なのか、今から何をすればよいのかを発見する機会にもなります。また、ワークで取り出した答えは、その奥にある自分の大切なことをみつける種となります。答えに隠れている要素をみるための材料にしてください。


■お申込みはここをクリック■


【ワークショップスケジュール】
※各日程とも10時30分~12時30分の予定です。

4月25日(土)第4回テーマ:自分がありたい姿

5月16日(土)第5回テーマ:自分が大切にしていること

6月20日(土)第6回テーマ:未定


【お申込みの流れ】
1.申し込みフォームよりエントリー頂きます。 ■お申込みフォーム■
2.申込み確認のメールをお送りします。


【参加料金】
価格:3,000円(税込)/1ワークショップ
※事前に3回連続して受講申込みされる方は割引あります。
 2,000円/1ワークショップ

参加人数は3名です。
参加者が1名の場合でも開催いたします。その場合は私との個人セッションとなります。
この場合は、かなりお得です!
6名のお申込み人数を超える場合は、翌月以降の募集の際に優先的にご案内いたします。


【開催場所】
昭和サロン 2階
〒545-0011 大阪府大阪市阿倍野区昭和町4丁目3−23


【お問合せ】
ご不明な点等はメールにてお問合せください。
※★は@に置き換えてください。

wakei.nonwish★gmail.com


10月19日(土) 第1回テーマ:私はだれ?
 自分が捉えている自分の姿を確認します。 終了
ご感想はこちら→ 第1回WS終了レポ

11月16日(土) 第2回テーマ:私の大好きなこと
 日々の生活の中で見失いがちな大好きなことを再認識します。 終了

12月14日(土) 第3回テーマ:私の理想の姿って? 終了
 案外思い描くこともないのでは。
 妄想・ファンタジーなんでもありの自分の想いを描くワークを実施します。

ワークショップ形式での受講を希望されない場合、個人でのセッションを受付けております。

質問に対する問いを私との会話を通して考えを深めていく作業をします。
私と個別セッションでワークを行いたい場合は、以下の内容で受け付けています。
セッションは市内カフェを利用しています。別途ご自身の飲食代がかかります。

ご希望の方は問合せ先メールアドレスへご連絡ください。


「自分を哲学する個別セッション」  価格:5,000円(税込) / 1回

2019年9月20日金曜日

2019年9月20日 朝、きれいな秋の空を見上げて

今朝、子どもを保育園まで送った帰り道。
自転車に乗って秋の風を身体に感じながら頭に浮かんだことを
書き留めておこう。

自分が親になって
子どもを自転車で送り迎えしている今を
5年前の私はまったく想像していなかった。

子どもが自我というものを押し出せるようになって1年ほどか。
2歳半ぐらいから朝の送り出しが大変になった。
自分で食べる、着替える、靴を履く、ができるようになってきてから。
自分のペースじゃないと動かない。
そりゃそうだよね。
人のペースで動くのは大人でもしんどいし、命令されれば腹も立つよな。

わかる、わかるんだけど朝は急いでくれ!
保育園は9時15分までに登園だ。
お着換え終わって、朝のご挨拶に間に合わん!

って言ったって、それがどうしただよね。
それは大人の都合だ。

と、母は理解しつつも、
自分の遅刻も絡んでくるのでヒートアップしてくる。
「急げ―!!!」「早くってば!!!」「急がんかい!!!」

毎日毎日の「急げーーー!!!」が今朝はなく。
朝食もお着換えも服薬もスムーズに
そして自分で玄関に行きお靴を履いて私の出発を待っている。

なんて素敵な一日の始まりでしょう。

二人で手をつなぎマンションの階段を下りながら
「●ちゃん、自分でお靴履いて玄関で待ってたよ」とニコニコ話す娘。
「おかあさん、●ちゃんがお靴履いて待っててくれたらほんとに助かるわー!」とニコニコ話す私。
お互いウフフ アハハと笑いながら登園。

珍しく穏やかな朝だったせいか
爽やかな風の中で自転車を漕ぎながら
信じられないくらいの幸福感を味わった。

あ、私、子どもを自転車に乗せて保育園の送り迎えしてるんだ。
こんなことある?
いまだに信じられない。

パラレルワールドのように
仕事ばっかりしている満たされていそうで満たされていない私の姿も同時に目に浮かぶ。

私が決めて行動を起こした結果が一つここにある。

2014年2月に個人で仕事をするために石川県から大阪へ拠点を移した。
この時点で41歳。
現在2019年9月。子どもは3歳になった。

子どもを産むことを意図して大阪には来ていないが、自分の事業よりなによりも大きな私の望みを叶えることになった。
卵管の詰まりがあって、子どもを産むことを考えているなら治療が必要と医師からは言われていた。
それよりもなによりも子どもを持つためには、相手が必要で。
年齢的にもう子どもを持つことはあきらめていた。

すごい流れだ。

たぶん、大阪に出てきていなければ
彼に出会うこともなく
子どもを産むこともなかっただろうと思う。

自分の事業は中断したけど、何にも代えがたい3年間を過ごした。

強く強く願った、大きな大きな私の望みは実現している。

さあ、これからの私はどうする。

在り方が私の人生を動かす。
自分がどういう人でありたいか。

この3年間で見つめてきた自分で
しっかりと行動するのだ。




2019年9月4日水曜日

楽しく働く


※人とのコミュニケーションや職場のことで相当病んでいる、悩んでいる場合は、解決にならないので早めにしかるべき専門家へ相談しましょう!!!

「朝、起きるのがつらい。」

肉体疲労な問題ではなく、精神的な問題が多いんじゃないか。
実際、自分がそうだったから。

楽しく仕事している時は、こんな感じの「朝、起きたくない病」は出てこない。

お休みの日は早く起きてしまうとか目が覚めてしまうのは、その日一日が楽しいものだと自分がわかっているからだ。

お休みの日が楽しみになっている場合はまだいいけど、お休みの日は死んだように寝続けるとか、ウトウト寝たり起きたりとご飯とトイレを繰り返すパターンになっている場合は一度仕事について考えてみるといい。。

何でそうなっているのか自分自身に問いかけるだけでもいい。
自分に対してなんらかの対処をした方がいい。

時間は命の量。時間は自分が使うことのできる財産だ。

夕方になり「あー、またやってしまった」と心のエネルギーを消耗するような行為はとにもかくにも、どうにかした方がいいに決まっている。

憂鬱な気分が大きくてなにもする気にならない状態になっているなら、とにかく心療内科なりカウンセラーのところに行った方がいいと思う。

自分で選んだ仕事なのに(ほんとに選んでるか?)
自分が好きな職業なのに(ほんとに好きなのか?)

仕事に向かう道中、重い足を引きずり引きずり。

何で働くことが楽しくないんだろう?
職場に向かうことが苦痛なんだろう?

働くこと自体、仕事自体は好きなのに。

何で楽しくないんだー!!!

と思う場合は、今一度自分が自分を生きるための「探究」をしてみるといい。
自分を究める探究を。

そもそも仕事を選ぶのに「入れるところに入った」「稼げるからやってる」という人で現状がしんどい場合、現状を変えたいと思っている場合は、自分を知るための作業をやってみるといい。

「自分が自分を一番わかっている。知っている。」は幻想、幻だ。

自分の小さな、狭い枠組みの中で自分をみているにすぎない。

自分の在り方、生きる方向性を確認する。
自分の本質を知る。

自分を知る、みるための方法は沢山ある。
そのための方法を調べてみるといい。
※自分探しという言葉に彷徨わないように!
自分は自分の内側にしかない。外に探しちゃだめだ。

「楽しく働く」。

という言葉を読んで、自分がどう感じたか。
ネガティブなイメージ、ポジティブなイメージ。
同じ字面を読んでも受け止め方は千差万別。

その感じ方自体が自分自身の「枠」「思考の範囲」での考えだと自覚するところがスタートだ。

ちなみに、今の私の場合の「楽しく働く」は
可もなく、不可もなく、穏やかなフラットな精神状態で仕事ができることだ。

その中で「嬉しい」ことがあったり「腹の立つ」ことがあったりで、きゃっきゃと喜んだりブーブーと文句言ったりしながら日々働ける状態が「楽しく働く」だ。

吐き気をもよおすほどの苦痛がないのはもちろんのことだが、パッションに溢れすぎのテンション高すぎな状態もなく、ただ淡々と黙々と作業ができる状況がいい。

ふふふ~ん♪と小さく鼻歌を知らない間に歌っているぐらいの感じ。

世の中、楽しく幸せに働ける人が増えれば世界が平和になるんじゃないかと、本気で思っている。

自分が満足する日常を送っていたら、そんなに腹が立つとか人に拳をあげる(言論も肉体も)ってことがないんじゃないかと思うんですよ。

働くって日常の中で睡眠と共に長く費やしている時間だと思うから。

楽しく働くは「健やかに自分が自分を生きる」の大事な要素だと思う。
誰かに承認されるためではなく
自分自身が自分自身を満たすために働く。
その先に誰かの役に立つがあったらいい。

楽しく働くは大事だ。ほんとに。